ゲストミュージシャンとの熱き共演! お墓の隣でお彼岸法要@「新宿21世紀」
こんにちは。若芽増え蔵です。
すっかり遅くなってしまいましたが、9月に行なったライブのレポートをお届けします。
法要までの道のり
私事ですが、2010年5月に飯田橋で法要を行なった直後の6月初旬に折り畳み自転車を購入しました。私以外のメンバーはすでに自転車を入手済みでしたので、これを機にみんなでサイクリングしたり、自転車のイベントを見に行ったついでに車に積んでみたり、山中湖だの鎌倉〜小田原だのにツーリングに行ったりと激しく熱中。
バンドの練習も月一回ほどのペースで行なってはいたのですが、練習後の反省会(という名の飲み会)は新しい自転車やツーリングの話で盛り上がるばかりで、音楽の話はさっぱり出ない体たらくでした。
このまますっかり自転車サークルになってしまうのか、まあそれはそれでいいかも、ぐらいに考えていたのですが、毎年9月に行なわれている「Self Satisfaction Live」への出演を打診されて、ふと我に帰る求道Sのメンバー。
もちろん出演はしたいのですが、このところすっかり気の抜けたバンド練習しかしていなかったので、新しく披露できそうな曲などほとんどありません。
「何を演奏したいか」ではなく「どの曲なら止まらずに完奏できそうか」と消去法的にリストアップしたものの、どうにも面白みのないセットリストになってしまいます。さて困った。
そのときふと思い出されたのが、昨年の忘年会で一緒に演奏した某ミュージシャンのことです。そうだ、自分たちだけで持たせられないなら、誰かの助けを借りちゃえばいいじゃん。おお、ナイスアイデア。彼ならきっと喜んで共演してくれるに違いない!
ってことでさっそく相談のメールを出して、まあメールが届いたり届かなかったり、ささいなトラブルはあったのですが、なんとか無事に連絡が取れまして、3度ほど一緒に練習してから本番に臨もうというスケジュールが組まれました。
練習でもいくつかのささいな出来事があったのですが、ここでは割愛しまして、9月の本番を迎えることになったわけであります。
当日リハーサル
今回も例によって出演順をトップバッターにしていただいたので、リハーサルは一番最後。「事前反省会」と称して軽くビールなどひっかけてからライブハウスに向かいます。
今回の会場となった「新宿21世紀」は、小ぢんまりしたライブハウスです。求道Sにはこれでちょうどいい感じの広さでしたが、ABoutさんやBlues Rock Babyさんの集客レベルではちょっと狭かったかなー。
ちなみにライブハウスのすぐ隣はお墓になってまして、墓石や卒塔婆を眺めながら会場入りするという、まさにお彼岸にうってつけの「法要」となりました。
リハーサルも無事終了して、14時40分から求道Sの演奏開始。
ライブレポート
Slow down
過去の法要では演奏したことがありませんね。まずは元気な曲でスタート。
演奏後のMC(曲間のトーク?)でも話してましたが、曲中の「アォ!」はいいとして、2回めの「ぶるるるるる〜」が意外と難しく、これがこの曲の最大の難関であり見せ場・・・って程でもないか。
法要前の練習後の反省会では、養老乃瀧の片隅で「ぶるるるるる〜」「ぶるるるるる〜」という不気味な音が鳴り響いてました。その節は大変なご心配と多大なご迷惑をおかけしたことを、この場を借りてお詫びします。
Lady Madonna
求道Sの法要で以前よく取り上げたナンバーですが、このメンバーでやるのは初めてです。コーラス合わせがちょっと大変でしたが、まあなんとかなったかなと。
ちなみに今回の法要は、1曲を除いてすべてビートルズの曲で固めました。一時期はオリジナル曲を含めていろいろなミュージシャンの曲を演奏してたのですが、まあ今回は「できる曲」優先ってことで。
Hey Bulldog
これも求道Sで演奏するのは久しぶり。これもコーラス合わせが大変で、本番はちょっとメロメロになってしまった。
お聞き苦しい点があったことを深くお詫び申し上げます。
Little wing
今回唯一のインストゥルメンタル曲にして、唯一の非ビートルズ楽曲。ジミ・ヘンドリックスやデレク・アンド・ザ・ドミノスの演奏がつとに有名ですが、今回は女性ギタリスト、安達久美のバージョンをベースにしてみました。
ギターのイッチー氏がカツラをかぶり、扇風機で髪をなびかせながら弾くという案もあったものの、準備が面倒なのであっさり廃案となりましたが。
Birthday
9月はベースのチェリー氏のお誕生月ということで。求道Sの定番ナンバーです。
さて、ここでゲストを招聘します。去年の11月に行なわれた山中湖合宿や、12月の忘年会で一緒にビートルズの曲を演奏してくれた、「ナンテネ大明神」ことY氏であります。ストレートで豊かな声量の歌声、力強いリズムギター、なめらかにスベるトークでオーディエンスをあまねくノックアウトする強烈な個性の持ち主ですね。
Y氏が登壇する前から場内にはざわざわとした緊張が走り、テンションが高まったままいきなり絶叫で始まるこの曲。
Mr.Moonlight
オーディエンスをはっしと見据えて高らかに歌い上げるそのお姿、横目で見ながら演奏しつつ深い感銘を受けました。この曲もコーラス合わせがむずかしかったなー。非常にお聞き苦しい点が(以下同文)。
続いてこちらの曲。
Rock 'n' roll music
これ、傍で聞いてるとそうでもないように聞こえますが、歌ってみるとキーが高くて異っ常に大変です。jai大僧正もそうでしたけど、よくこんな曲を平然と歌えるもんじゃのうと感心することしきり、であります。
だいぶ場内の雰囲気も温まったところで、超スタンダードナンバーをひとつ。後半はY氏のワンマンリサイタル状態です。
Hey Jude
後半はオーディエンスの皆さんにもご唱和いただき、なごやかに盛り上がるステージでありました。
(一応)最後の曲はこちら。
Twist and shout
求道Sでも鉄板の定番曲ですね。これ演っときゃとりあえずなんとかなるだろ、的な。 Y氏のボーカルにも助けられて、リズミカルでロケンロールな演奏となりました。
おかげさまでアンコールの声もいただきまして、時間を気にしつつあと1曲だけ。
Back in the U.S.S.R.
これも鉄板曲。求道Sの演奏も、このあたりは慣れたものです。景気良く、気持ちよく終わった法要でございました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
求道写真館
若芽増え蔵「あ〜〜〜」
チェリー&イッチー「あ〜〜〜」
だんきー「い〜〜〜?」
Y氏「ぶるるるるる〜!」
次回予告
今のところ次回法要の予定はありません。また何か決まりましたら、若芽増え蔵のブログ「ゆるゆる求道生活」でお伝えします。今後ともよろしくお願いいたします!
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