3年越しの復活劇
2週連続復活法要@新宿・蔵前
前置き
求道ページもリニューアルしたことですので、過去のライブレポートとは文体を変えてみましょう。
おかげさまで、新体制による3年ぶりの復活法要を営むことができました。ありがとうございます。
2004年9月に活動を一旦停止し、復活法要に至る簡単な経緯は、求道の軌跡:2007年の9月2日の記事をご覧ください。
というわけで、まずはこちらから。
2007年9月8日・西新宿「LIVE MUSIC INN」
当日は午前10時に西新宿のプロントに集合しました。リハーサルの曲は何にするかとか、MCの内容の最終調整などのためです。プロントというのはご存知の通り、朝っぱらからビールが注文できる優れた飲食店なわけで、「本番前にちょっとだけアルコールが入った方がいい演奏ができそうな気がするなー」という理由で生ビールの注文を強硬に主張するチェリーでしたが、他に飲む人がいなかったので、むくれつつコーヒーなど飲んでいたようです。
jai大僧正はABoutさんとの共演があるため一足先に会場に入っていました。全員が揃い、やや押し気味のスケジュールの中でリハーサルを行います。求道SもABoutさんのメンバーに入ってもらう曲があるため、ばたばたと慌しい雰囲気の中でリハーサルをすることになり、妙な不安を抱えたままステージを降りることになりました。
しかも今回は、何の因果か求道Sがトリということになってしまったので、リハーサルが終わって本番が始まっても落ち着かないことこの上ありません。この日が求道S初ライブになるチェリーが、ずっと浮かない顔で弱音を吐いてたというのは、「求道の軌跡」に書かれている通りです。
本番前に缶ビールを数本飲み干してリラックスしたのも束の間、今度は飲み過ぎで気持ち悪いというリズム隊でしたが、否応なく本番の時刻は迫ってきます。舞台の袖でBlues Rock Babyさんの演奏を見ながら「来るんじゃなかった・・・」と半泣きになってる人もいましたが、スケジュールはだいぶ押し気味で本番スタート。
Twist and Shout
まずはおなじみのロックンロールナンバーですね。ノリのいい曲なので、まずはご挨拶がわりに。曲が終わったところで、新メンバーのチェリーが紹介されました。
Lady Madonna
Money
軽快な曲をさらに2曲続けて盛り上げようということで。
ここで、ライブでは今回が初公開となるオリジナル曲を紹介。若芽増え蔵の知人の知人(深くは聞かないでください)の依頼があり、アマチュア映画のエンディング曲のカラオケを作ったことがあったのですが、女性ボーカル曲だったため誰も歌えなかった、いや、正確には作曲者のjai大僧正は歌ったことがありますが、これがなんとも気色悪くて、とても人様にお聴かせできるものではなかったんですね。
でも、晴れて女性メンバーが参加したということで、これは歌っていただくしかあるまいと。今回法要の目玉企画、「チャレンジングコーナー」であります。イントロではだんきーがシンセにチャレンジ。
約束
この曲をやることになった頃は「弾きながら歌うなんてできませーん」と泣いていたチェリーですけど、意外と堂々とした歌と演奏を披露してくれました。
そのまま続けて次の曲、Led Zeppelinの後期のナンバーへ。
All My Love
ここでおもむろに若芽増え蔵がステージ中央へ。
チャレンジングコーナー第2段、若芽増え蔵がギターに挑戦!であります。この曲のためにjai大僧正から「雪子」を格安で譲り受けて、日夜練習した成果を発表するという、もはや学芸会のノリになってますが。
My Sharona
ナンバーはご存知「The Knack」の名曲です。よく「一発屋」と揶揄されますが、一発でも大ヒットが飛ばせれば大したものですよね。
次回ライブの告知のあと、「昭和の名曲をいじってみようコーナー」という唐突なコーナーに突入。
時の過ぎゆくままに
アレンジについては曲名のリンク先の通りです。これ、サビの部分のドラムが非常に大変で、だんきーは再三「4倍速は2回目だけにしようよ。その方がメリハリがあって云々」と懇願するのですが、何度言ってもあっさり否決されます。
さて法要も終盤、ここでチャレンジングコーナー兼ゲストコーナー。スージーをはじめとするABoutのメンバーをステージに迎え、8人体制のゴージャスな編成でお送りしたのがこちら。
チェリーブラッサム
これまた中年の琴線を揺さぶろうという選曲です。っていうか、こういう曲しか知らないんです。すいません。
ABoutのメンバーがステージを降り、エンディングへ。
Back in the USSR
ノリのいい曲で締めくくり、アンコールの声がかかったところで、予定調和的にアンコール曲へ。ABoutのメンバーにも再び登場していただき、これまた往年の大ヒット曲。
Saturday Night
何しろベイシティローラーズですし、この曲も簡単そうに聴こえると思いますが、ところがドッコイ(←死語)演奏は意外とタイトで、ボーカルやコーラスがけっこう大変です。終わる頃には息も絶え絶えになるのですが、ノリの良さが魅力でついラストナンバーにしてしまったんですよね。いやほんと、終わった時には喉ガラガラ。お疲れさまでした。
2007年9月16日・蔵前「KURAWOOD」
前回法要の熱も後悔も冷めやらぬ間に、今度は蔵前で法要です。今回はリハーサルの時間がやや遅めだったので、午前10時に秋葉原のスタジオに集合して直前修行を執り行いました。
修行後、昼食のためそば屋へ。「軽くざるそばでも食べるか」などという人は誰もおらず、うな丼セットに生ビール、といったものを全員が摂取。
予定よりやや早めの時刻に会場に到着しました。共演のバンドのリハーサルを間近に見るわけですが、皆さんのあまりのカッコ良さに、今回もまたチェリーの不安は募るばかり。
でもまあ、今回は出番が最初なので、勢いでやってしまえば後は楽です。
ということで、定刻の午後5時に演奏スタート。曲順や曲目の大枠は新宿法要とほぼ同じなので(すいません)、以下ポイントのみ解説します。
Twist and Shout
Lady Madonna
まずは景気付けに。蔵前では2曲続けて演奏しました。
9月30日が誕生日だというチェリーと、会場に一人だけいらっしゃった9月生まれの方のために次の曲を。
Birthday
そのまんまの選曲ですけどね。このベースラインを弾き続けるのがチェリーにはとても大変だったらしく、当日まで毎晩千本ノック練習をしたそうです。本番を終えてチェリー曰く、「練習すれば弾けるようになるんですね」ってアンタ。
続けてもう1曲。
Money
オリジナル曲の紹介と演奏のあたりは新宿に準じます。(手抜き解説)
約束
続いて中休みコーナー。インストゥルメンタル曲とLed Zeppelinを続けてお届け。
'Cause We've Ended as Lovers
All My Love
さらに、先週に引き続き、若芽チャレンジングコーナー。相変わらずギターの演奏で手一杯で、歌詞はデタラメの極致だったようですが。
My Sharona
続いて、昭和歌謡とビートルズを2曲続けて。
時の過ぎゆくままに
Back in the USSR
「時の」のギターソロは、Kill The Kingのように3度上でキーボードがハモるのですが、キーボードはほとんど聞こえてませんでしたね。すみません。
で、ようやくエンディングに突入。
Rock 'n' Roll Music
これで終わったと思いきや、ところがギッチョン(←死語)まだあったんですねえ。日曜の夜は「サタデーナイト」で盛り上がりましょう。意味わかりませんが。
Saturday Night
オーディエンスの皆さんに大いに盛り上げていただき、2週連続の法要は無事おひらきとなりました。ご来場・ご支援ありがとうございました。がっぶれっしゅ!(God bless you!)
次回予告
12月1日(土)、渋谷の「Lamama」でライブを行なう予定です。詳細が決まったらまた「Live Information」にアップしますのでよろしくお願いします。
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