上海にこの人あり
本邦では某O証券と某M証券の合併等、金融業界再編が加速する
動きを見せているが、海を隔てた中国上海地区においては、
ある特定分野の設備投資が相当程度に積極化する動きが見られる。
つい先日、楽器店街発見記念にいきなりアコギを購入して関係者の
度肝を抜いたjai大僧正であるが、今度は
ストラトに手を出したという報告が、本人よりなされた。
「前回のアコギ投資時に既に予定していたものであり、あくまで織り込み
済み案件。設備投資計画を粛々と実行しているに過ぎない」
というイケシャアシャアとしたコメントを吐くjaiに対して、関係者各位は
驚きを通り越して呆れを隠せない模様であり、今回の投資についても、
「いつかは実行されると思っていたが、まさかこんなに矢継ぎ早とは・・」
「手は2本しかないのに、そんなにギターを揃えてどうするのか。千手観音に
でもなった積もりか」
という尤もなる声が上がっているが、投資の鬼と化したjaiには、最早
宇宙の声以外は耳に届いていない様子で、
「そういえば、エクスプローラーも安くなっていたな・・・」
と、投資計画の上積みを示唆するコメントを発していたという。
(2009/10/31)
眠れる獅子、覚醒す
上海赴任後約2ヵ月が経過し、現地の生活に少しは馴染んできたであろうか
と関係者から心配されていたjai大僧正であるが、そのような心配は全くの
杞憂であることが明らかになった。
過日、jaiが求道Sメンバーに宛てたメールによると、彼は当地で
日本の御茶ノ水に類似した楽器店が多い地区を発見、その記念にいきなりアコギを購入したようだ。
「記念ではあるが、中国での初投資ということで、控えめなものにして
おいた」
とのたまうjaiであるが、当地で数多く陳列されていたという
ハムバッカータイプのストラトもしっかり試奏したようだ。
さすがにこの時は、予算上若しくは運搬上の都合によりアコギのみの投資と
なったが、ショップ店員によれば店を去る際、jaiがストラトに対して
「我立刻回来 (すぐ戻ってくるからな)」
と熱く語りかけているのを
耳にしたという。
今般の投資に対しては、求道関係者より、
「楽器店発見が何の記念で、その記念が投資にどうつながるのか
到底理解できない」
「よりによってアコギを買うとはいかなる了見か。ストリート・
ミュージシャンにでもなる積もりか」
といった至極もっともなコメントが発せられている。
もとより、周りの反応など歯牙にもかけない大僧正、こうした苦言・
諫言も馬耳東風といった感であり、それどころか
「そういえば、もうすぐ給料日であった。この週末はちょっと危険な
ことになるかも知れない。フッ・・・」
などと、早速次の投資に向けての意欲を見せている模様。
(2009/09/11)
マロン帰国報告会 開催さる
仕事とサマーバケーションのため一時帰国したマロン内藤の報告会が、去る7月22日に神田の名店「おらが里」で開催された。
海外生活も3年になり、自炊も始めたこともあって、一応は健康を保っているとのこと。
先日、人間ドック受診のためロンドン市内の病院に赴いたところ、美人看護士に
「お客さん、こういうとこ来るの初めて?」
「この検査も受けといた方がいいわよ」
「あと100ポンド出してくれたらもっといい検査したげる」
などとうまい具合に乗せられて、終了時には恐ろしい金額の診察料が請求され、手持ちの現金ではとても払いきれずにクレジットカード決済した、という。
「それは病院ではなく、別のサービスの店だったのでは?」
という当然の疑念については、
「不案内な土地だったため、その可能性もゼロとは言い切れない」
とコメントしている。
なお今回の一時帰国では、マロン氏は7月11日の成田到着直後に求道Sメンバーに「無事帰国しました」とのメールを送信したが、数日後に「お疲れさま。じゃあ22日によろしく」というリプライがあった程度で、「せっかくだから他の日にも飲みに行こうよ」といった提案は誰からもなされず、2週間の一時帰国を無為に過ごして、失意のうちに再びロンドンへ旅立ったという。
(2009/07/26)
jai壮行・着任完了
去る6月27日、当面のラストとなる修行と、jai壮行会とが執り行われた。
修行直前の某日にjaiから「思い出に、『アビィロード』のB面を通しで演奏したい」という希望が発せられ、他のメンバーは激しく戦慄。だんきーと若芽は以前にライブで演奏したことがあるものの、それももう7年も前の話で、チェリーに至っては音源も楽譜も持っていないという、まさにバンザイアタック状態での修行となった。
それでもチェリーは渡された楽譜を広げ、初見での演奏に果敢にチャレンジ。だんきーと若芽も徐々に思い出しながら演奏したところ、"You Never Give Me Your Money"から"Her Majesty"までをノンストップで完奏。jaiも思い残すことなく修行を終えることとなった。
修行後はメンバー内のミーティング(と称する飲み会)を経て、壮行会に移動した。
他のバンドの方々もお集まりいただき、総勢12名が神田のカラオケに集結。パーティルームの中心に座ったjaiを他の全員が取り囲むという、弾劾裁判スタイルでの壮行会となった。
上海勤務に向けた意気込みなどの講話の後、マニアックな洋楽曲を中心とした独唱・斉唱が行われ、締めのアース・ウィンド&ファイヤー「宇宙のファンタジー」で全員の意識が朦朧としてきたところで壮行会も散会となった。
その後、徹夜での荷造りを終えて成田から上海に飛び立ったjaiは、現地に着くなり怪しげな音楽ソフトなどを物色するなどの行動に出ており、早くも次の設備投資に向けて食指を動かしているという。
(2009/07/05)
jai壮行会 詳細決定
先日告知されたjai大僧正の壮行会は、日本武道館もしくは東京ドームでの開催も視野に入れた準備が進められたが、あまりにも直前であったため会場が確保できず、コンティンジェンシープランとして下記の通り開催する運びとなった。
【日時】2009年6月27日(土) 午後7時頃〜午後10時
【場所】カラオケ館 神田西口店 電話03-5298-7441
※神田にはカラオケ館が2軒ありますが、南口店ではなく西口店の方です。
【式次第】
・19:00〜21:00 大僧正講話
・21:00〜22:00 大僧正独唱
参加を希望される方は、メンバーへのメールもしくは掲示板にて、6/25日頃までにその意思を表明されたい。
(2009/06/23)
jai、海外進出決定&壮行会開催
過日、神奈川県内の某メーカーに勤務するjai大僧正に対して異動の辞令が発令され、関係者に激震が走っている。
確かな情報筋によると、勤務地は中国の上海。然るべき役職に就き、日本の製造ノウハウや勤務管理、そうめんの茹で方などを伝授するとのこと。赴任は7月、任期は約2年が目安となっている。求道Sメンバーの海外進出は、ロンドン在住のマロンに続いて2人目。
求道Sとしては、ギター&ボーカル&コーラス&作曲&アレンジ&カラオケ&衝動買いを担当する要職が空席となり、今後の活動方針の大幅な見直しを迫られる形となったが、
「そもそも『今後の活動方針』なんかなかったし」
という意見が大勢を占めているため市場はこの情報を冷静に受け止めており、為替や株価への影響は見られないとのこと。
jai大僧正の異動に先立ち、来る6月27日に壮行会を開催することとなった。
【日時】2009年6月27日(土) 午後7時頃から3時間程度
【場所】神田界隈のカラオケ(店舗未定)
参加を希望される方は、メンバーへのメールもしくは掲示板にて、6/25日頃までにその意思を表明されたい。
(2009/06/21)
結婚パーティに出演
去る4月11日、バンド合同新年会でお馴染みのドラマー久保田氏・キーボーディストともこん氏の結婚パーティが目黒のライブハウスで執り行われ、求道Sもバンド全員で参加した。
パーティは新郎新婦を含むジャズバンドの渋い演奏でスタート。その後も10分刻みでさまざまなバンド演奏が行われ、音楽好きの夫婦の新しい門出を祝っていた。
求道Sは6番目のバンドとして登場し、「Dancing Queen」を演奏。
メンバー全員がパーティ開始から間断なく補給していたアルコールの効果もあって(実は会場入り前にもちょっと飲んでた)、珍しくノリの良い演奏となり、オーディエンスの受けも非常に良く、つつがなくステージを終えて改めて乾杯する求道Sメンバーであった。
なお、jaiは求道Sの他に「The Metabo Band」「ABout」の演奏にも参加。バンド合同新年会を彷彿とさせる活躍を見せていた。
新年会を彷彿とさせると言えば、関係者に配布されたスケジュール表を見ると、パーティのラストの曲「ASAYAKE」のメンバーリストになぜか「コーラス」としてだんきーと若芽の名が。
それまでの数々の名演奏の余韻を、最後の最後にぶちこわしにしてしまうのでは、との危惧もあって、恐る恐るステージに上がった2人だったが、演奏が始まるやビールの勢いを借りて楽しげに熱唱。さらにはjaiまでもがステージに乱入し、オーディエンスの暖かい失笑を浴びつつ賑やかにパーティを締めくくることとなった。
お二人の末永いお幸せをお祈りしております。
(2009/04/12)
新たなる投資案件が発覚
去る3月7日、都内某所で求道Sの修行が粛々と執り行われた。
恒例の反省会も行なわれたが、某メンバーはなぜか終始落ち着かない様子で、理由を問いただしたところ驚くべき事実が明らかになった。
とある休日、家族に「ちょっと散歩してくる」と言って家を出た当該メンバーは、ふと気付くと何故か御茶ノ水の某楽器店に立っていたという。
そこで目にしたものは、程度の良い中古の電子ドラム。自宅のコンソールルームにある電子ドラムに不満を感じていた当該メンバーは、表示価格を見たとたん急に意識が混濁し、次に意識を回復したときにはクレジットカードの支払い伝票にサインしていたという。さらに、電子ドラムとは直接関係ないはずの24チャンネルのミキサーも同時購入していたとのこと。
今回の投資の正確な合計金額は明らかにされておらず、運転免許取得に必要な金額に匹敵するとも推測されているが、当該メンバーは「スカイラインの衝動買いと較べたら多寡が知れたもの」とうそぶいている。また、当該メンバーの元上司がドラムを始めたとの情報を得たことから、「21世紀のエグゼクティブを目指すにはドラムの購入は必須」とも主張しているという。
これらの物品が修行翌日に神奈川県山北の当該メンバー宅に届けられる予定だが、家族には購入の事実をきちんと説明できないままになっていたため、不安と喜びがないまぜになっていた模様。
投資物件の使用感と、家庭内環境に関する報告が待たれるところだ。
(2009/03/09)
恒例のバンド合同新年会に参加
去る1月17日、恒例のバンド合同新年会が執り行われた。求道Sの全員参加は4年連続。
終電で帰宅するため昨年は泣きながら早退したjaiだったが、今年は会場の近くにホテルを予約するという万全の体制での参戦となった。
求道Sは午後4時過ぎから演奏を開始。
ステージには往年の銘エレピ、Rhodes Stage Pianoが鎮座していたため、若芽が思わず「哀しみの恋人達」のイントロを鳴らしたところ、jaiとチェリーが反応してそのままエンディングまで演奏するという異様に長いウォーミングアップの後、「Twist and shout」「溶接やけが消えるまで」「Dancing Queen」を演奏。例年とあまり代わり映えのしない曲目で、2009年もゆるゆると幕を開けることとなった。
出番の後は他のミュージシャン達の演奏に声援を送ったり、ステージで一緒に歌ったり(主にjai)、一緒に弾いたり(もっぱらjai)といったスタイルで新年会を堪能した模様。
風邪による体調不良を主張していた(その割には快調に飲んでいた)だんきーと、連夜の新年会による飲み疲れを主張していた(その割には間断なく飲んでいた)若芽は、やや早めに会場を離脱。チェリーとjaiはきちんと後片付けを手伝い、jaiは居酒屋での二次会にも参加して、ホテルの部屋に入るとそのまま静かに真っ白な灰になったという。
◆新春求道ギャラリー◆ (撮影:Naoko@>Blues Rock Baby)
久しぶりの集合写真(異様に膨張して見えるjai)
今年も熱唱します
ドラム界のジーン・シモンズ
チェリーの雄姿
飲みながら演奏する奴
(2009/01/19)
TDSはForever
確かな筋からの情報によると、昨年末のチボリ公園閉園のニュースを耳にしただんきは、何を勘違いしたのか、東京ディズニー・シーも正月三が日でお終いと思い込み、慌てて年始早々一家揃って出かけたとのこと。
閉園は全くのガセというか己の妄想であったと判明した後は、ごく普通にTDSツアーに興じ
「子供にあちこち連れ回されて大変だった」
とコメントを発するだんきであるが、怖くて嫌がる子供を無理やり同乗させて新アトラクションの最前列で嬉しそうにしている姿が目撃されており、千葉県警が児童虐待の疑いで裏付け捜査を開始した模様。
年末年始という絶好の自己研鑽の時期において、研鑽どころかチボリだのディズニーだのと浮かれているバンドメンバーの行動に対して、リーダーのjaiは通常の八の字眉にディストーションをかけて
「チボリやTDSといったところに、楽器店若しくはおはぎ屋があるなら仕方ないが・・」
と嘆息しているという。今年も求める道は平坦ではなさそうである。
(2009/01/02)
さよならチボリ公園
2008年も大詰めの12月31日、チェリーの生まれ故郷とされるチボリ公園(岡山県倉敷市)が、昨今の厳しい経営環境の中ついに閉園され、関係者は深い悲しみに包まれている。
閉園に関するインサイダー情報を数ヶ月前に得ていたチェリーは、夏休みの帰省の際に5歳の甥っ子と共にチボリ公園を訪問。ジェットコースターなど数々のアトラクションをくまなく回って感涙にむせぶチェリーだったが、思い出に終日付き合わされた甥は終始苦渋の表情を浮かべていたため、岡山県警が未成年者略取の疑いで裏付け捜査を開始した模様。
求道Sオフィシャルページのメンバー紹介欄における「出身」表記については、本人から
「チボリ公園は永遠に私の心に在るふるさとです。表記は変えません」
とのコメントが発せられている他、求道S事務局も
「本人の意向を尊重する(いちいち変えるのも面倒だし)」
としており、現状のまま放置されるようだ。
(2008/01/02)
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
昨年も地味にいろいろありましたけど、こうやって無事新年を迎えることができたことは素直に喜ばしいことです。
本年もご支援・ご声援くださいますようお願いいたします。
(2009/01/02)
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