求道の軌跡:2004年


ついに再起不能か

9月4日に「さようならまろん内藤! 求道Sよ永遠に!ライブ」を挙行し、実質的活動休止に入った求道Sに、更なる障害が発生した。キーボードの若芽増え蔵こと福島氏の異動である。

異動先は「求道Sの原点」とも言える大阪で、奇しくも初期求道Sのメンバーが初めて出会った千里山にほど近い江坂が新たな勤務地となるらしい。

これによりバンド活動の継続は非常に厳しいものとなるが、
「もともと練習すら数ヶ月に1回といったペースだったから、今までと大して変わらないんじゃないか」
との意見も出ており、それもそうだと深くうなずくメンバーであった。

以下は若芽増え蔵氏のコメントである。

季節もすっかり秋らしくなりました。皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、10月15日付というイレギュラーな日程で、大阪に転勤することになりました。前勤務地の名古屋から東京に出てきて、もうすぐ丸9年になるところです。営業に転勤は付き物ですし、転勤すること自体には特に不満はありません。

ただ、せっかくバンドを通じて知り合うことができたたくさんの人達と離れてしまうことが、とても悲しくせつない思いです。みんなでアイデアやパワーを出し合って企画し、実行し、晴れ晴れとした気分で打ち上げに臨んだいろいろなライブやイベントが、走馬灯のように思い出されます。ほんとうに貴重で楽しい体験をさせていただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

機会があればまたバンド活動も再開したいと思いますし、こちらで行なわれるイベントにも参加したいと思っております。これでつながりが切れるわけでは決してありませんので、これからもよろしくお願い申し上げます。

皆様のご多幸をお祈りし、ご挨拶と替えさせていただきます。ありがとうございました。

10月吉日

若芽増え蔵
(2004/10/03)



壮行法要遂行さる

まろん内藤氏の長期出張を受け、「さようならまろん内藤! 求道Sよ永遠に!ライブ」と命名された法要が9月4日、東京某所で執り行われた。
会場となった40畳のスタジオには、まろん内藤の最後の姿を一応見ておいてあげようという心やさしい衆生が多数集まり、大盛況の法要となった模様。

法要は2部構成で行なわれたが、幕あいのご歓談タイムでは有志のオーディエンスによるセッションが行なわれ、実はこの時間が一番盛り上がっていたとの報告も聞かれている。

後日、まろん内藤から下記コメントが寄せられている。

さわやかな季節を迎え、皆様におかれましてはご清祥にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

今般の壮行会@駒込には、足元のゆるい中、また貴重な週末の午後にも関わらず、予想をはるかに上回る大勢の方々のご来場を賜りましたこと、あらためまして厚く御礼申し上げます。

企画段階では来場者数の予測が立たず、だだっぴろいスタジオで練習して終わりになるのではないか、との危惧を抱いておりましたが、皆様のおかげで杞憂に終わりました。

しばらくの間、現在の伝道活動は休止となりますが、「求道活動に定年は無い」という強い信念の元、必ずや皆様の前に復活する日が来ることを確信しております。

皆様のますますのご活躍を祈願いたしまして、御礼の言葉に替えさせて頂きます。

9月吉日

まろん内藤
ライブレポートは近日公開。刮目して待て。

(2004/09/06)



事実上の解散か

9月4日の法要に向けて、去る8月7日、都内某所で約半年ぶりの修行が執り行われた。

修行後には某低音楽器奏者から今後の社畜業務に関する見通しが報告された。曰く、9月4日の法要直後から長期海外出張に赴き、その後も国内での業務は極端に少なくなる見込、とのことであった。

これを受けて今後の活動方針を再検討した結果、9月4日の法要をもって、当分の間活動を休止するとの苦渋の決断が下った模様。

「決して解散するわけではなく、あくまでも休止」
「メンバーの本業多忙が原因であり、内紛や練習不足によるものではない」
とのコメントが出ているが、いずれにしても9月4日は休止前のお披露目と、某低音楽器奏者のお別れパーティを兼ねた性格のものとなりそうだ。法要の詳細は下記の通り。

【日時】2004年9月4日(土) 午後3時〜午後5時30分
【場所】サウンドファクトリー 地下Gスタジオ(直接地下にお越しください)
    東京都豊島区駒込3-3-21
    TEL:03(3940)3181
    (JR駒込駅北口または地下鉄南北線4番出口から徒歩1分)
【料金】入場無料(飲食物は各自持参)
【式次第(仮)】
    15:00  開場
    15:15〜15:45 求道Sステージ第1部
    15:45〜17:00 ご歓談・セッションタイム
    17:00〜17:30 求道Sステージ第2部
    (途中まで、または途中からの参加も歓迎)
    18:00〜 打ち上げ

地図などの詳細はこちら

(2004/08/16)



法要続報

先般予告された法要の内容について、メンバー間で活発な意見交換が行なわれた結果、下記内容で執り行われることがほぼ決定となった。

【日時】2004年9月4日(土) 午後3時〜午後5時30分
【場所】サウンドファクトリー 地下Gスタジオ
    東京都豊島区駒込3-3-21
    TEL:03(3940)3181
    (JR駒込駅北口1分、地下鉄南北線4番出口1分)
【料金】入場無料(飲食物は各自持参)
【式次第(仮)】
    15:00  開場
    15:15〜15:45 求道Sステージ第1部
    15:45〜17:00 ご歓談・セッションタイム
    17:30〜17:30 求道Sステージ第2部
    (途中まで、または途中からの参加も歓迎)

これを逃すと次の法要はいつになるやら、例によって予定がまったく見えないことから、大勢の参加を呼びかけたいとしている。

(2004/07/20)



10ヶ月ぶりのお披露目

6月12日のミーティングで検討された2004年法要の概要が固まり、ようやく発表の運びとなった。概要は、

【日時】9月4日(土) 15:00頃〜17:30頃
【場所】駒込 サウンドファクトリー
【様式】スタジオライブ(公開練習)形式

といったところに落ち着いた模様。飛び入りによるセッションも歓迎する、と語るメンバーだが、「そのまま他のバンドに譲った方が、来た人に喜ばれるのではないか?」という意見が出て、全員深くうなずいたと言う。

(2004/07/07)



コンプライアンス違反事例

1年の2/3以上を海外とスーパー銭湯で過ごしていると言われるマロン内藤氏が、前述(下記)のミーティングと相前後して3週間の米国出張から帰還した。

「日経トレンディ」誌で広く全国に「楽器にも凝る」と紹介された内藤氏が、今回はどのような投資を行なうのかが注目されたが、意外にも手ぶらでの帰国となった。

仕事と称して会社の金で遊び歩き、メジャーリーグを観戦し、あれこれ飲み食いする様子が本人執筆による「USA紀行」で紹介されているが、然るべき第三次産業のレポートは今回も省略された模様。

(2004/06/17)



小さなことからコツコツと

3月中旬に練習を行なって以来またも長い沈黙に入っていた求道Sだが、6月12日、久しぶりに都内某所に集結した。

今回はメンバーのスケジュールが微妙に合わなかったため練習は行なわれず、喫茶店に集合しての2時間ほどのミーティングとなった。
会場を指定した本人が集合場所を間違えて遅刻するなどのトラブルはあったが、今後の活動計画などに関する活発な議論が交わされた模様。

秋口には活動を再開したいという基本方針は確認されたものの、詳細はまだ闇に包まれており(というか、まだ何も考えていない)、予断を許さない状況が続いている。

(2004/06/17)



マスコミ露出作戦

書店に赴くことがあれば、本日(5月6日)発売の「日経トレンディ 6月号」を手に取り、117〜118ページを開いてみていただきたい。
「なぜ男たちは『負け犬』となるのか」といった内容の記事の中で、ルーザー一筋41年のマロン内藤氏が広く全国に紹介されることとなった。

独身生活の悲哀を語った文章と合わせて、「大切な生き甲斐」のバンド活動を紹介するため、渋谷のスタジオで撮影されたモノクロ写真が掲載されている。

内藤氏は取材が始まるやいなや41歳にして独身であることの侘しさや切なさを一方的に語りだし、記者の都合もかまわずいつまでも話し続けたため(ネタはいくらでもあるらしい)、記者は困りきった様子で次のスケジュールを再調整しながら、「これだから負け犬は・・・」と小声でつぶやいていたという。

なお取材には盛り上げ役として若芽増え蔵氏も同席し、内藤氏の数々のルーザー伝説を傍らで聞きながら号泣するさまは、さながら桂小金次のようだったと伝えられている。

(2004/05/06)



ショートステイ

去る4月7日、ワールドワイドルーザーを自認するまろん内藤が香港出張から帰国した。今回は2泊3日という強行スケジュールであったという。

海外出張では通常やや余裕のある日程が組まれるが、イラク情勢に鑑み必要最小限のスケジュールとなった。
というのは表向きの理由で、関係筋によれば「あいつを中国の夜の街に放置したらロクなことをしない」という上司の暖かい配慮により、現地では駐在員が常に同行するという、VIPもしくは犯罪者並の扱いを受けていたらしい。

にもかかわらず、駐在員の目をかいくぐって、怪しげなネオンが光る一角に出没するまろん内藤氏が目撃されたとも報じられており、真相の究明が急がれている。

まろん内藤氏による疑惑の現地レポート「香港紀行」は「こちら」。

(2004/04/10)



課外活動

昨年11月からホームページもさっぱり更新されず、もちろん法要も行なわれず、とっくに解散したものと思われていた求道Sであるが、まろん内藤・若芽増え蔵コンビは「TKTF」と名乗るユニットに密かに参加し、桜も満開の4月3日に演奏を行なっていたことが判明した。

これは職場の後輩の結婚披露宴における余興として執り行われたものであったが、演奏場所が新婦友人の席の目の前だったため、内藤氏は高砂の席には目もくれず、新婦友人の一人一人を凝視しながら愛の歌を歌っていたため、親族一同から強い嫌悪の視線が注がれていたと伝えられている。

一方若芽氏は、最初から最後まで客席に背を向けて演奏していたため、実は演奏せずにMDを流し、ひたすら樽酒を飲んでいたのではないかという疑惑が広がっているらしい。

(2004/04/04)





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